2024年5月7日
本日は発表会の時にピアノ伴奏をしてくださる岸本先生との音合わせをしました。いつもは4番のレッスン室を利用するのですが、本日は岸本先生がいつもレッスンされる2番のレッスン室を利用しました。私はレッスンが始まる10分前からレッスン室前のベンチに座っていましたが、定刻の午後5時30分を5分過ぎても始まる気配はありませんでした。5時35分を少し過ぎて2番のレッスン室の扉が開いて中から岸本先生が出て来られ、それからすぐ谷上先生がやって来られました。最初に谷上先生が、前奏のところはどのような感じでしょうかと尋ねられ、岸本先生がピアノを弾かれました。オーケストラの前奏ではハープが華々しく演奏されるのですが、ピアノでもそれと同様に華やかに演奏されました。それが8小節続いたところでオーケストラではオーボエが4小節、クラリネットが6小節前奏のところで演奏するのですが、谷上先生の考えでオーボエとクラリネットの前奏のところも発表会で演奏することになりました。先生が吹いてみてくださいと言われたのでピアノ伴奏に合わせて吹いてみました。スコアに見にくいところがあってクラリネットの演奏のところの最後のシ・フラットが抜けていてそのことを私が言うと谷上先生は早速私が作成した楽譜を訂正されました。そうすると4小節の伴奏をして私の演奏(歌の部分)に入るというふうになり演奏しやすくなりました。そうしてすぐに中ほど(間奏のところ)までピアノ伴奏で演奏しましたが、細かい指摘はなく何とか演奏出来ました。そうして7小節の間奏があって後半に入りますが、前半と微妙にメロディが変わっているところがこの曲の素晴らしいところです。全体の演奏を終えたところで谷上先生からいくつか指摘がありました。前半の中ほどのところでフェルマータがありますが、ここは一旦演奏を止めてFさんの思うように後のところを演奏してください。慌てて演奏する必要はありません。前奏のオーボエの部分、前半の歌、後半の歌のところに入る時は間違えることがないように伴奏ピアノの演奏をよく聞いて下さい。ピアノやフォルテの強弱記号があるところはそれに従って演奏してください。以上の谷上先生からの指摘を受けた後でもう一度通して演奏しましたが、最後のところを盛り上げるために一番最後の4小節を繰り返したら良いのではという意見が両先生から出て最後のところだけをもう一度演奏しました。付け加えたところのピアノ伴奏を岸本先生が即興で考えて下さり、思った以上に盛り上がったので私は鳥肌が立ちました。私がそのことを谷上先生と岸本先生に言うと谷上先生は、(あと2回のレッスンで)しっかりと練習しておきましょうねと言われました。