2024年5月28日

先週の火曜日はレッスンの日ではなく発表会も迫っていたので、2時間JEUGIAミュージックサロン四条の教室を借りて練習しました。その際録音をしたのですが、帰って聞いてみるとなんだか音に締まりがなく間が抜けた感じがしました。発表会ではピアノ伴奏が入り華やかになりますが、もう少し音を良くするために何かしておこうと考えました。そのためには筋力をつけるのが一番と考えて、週末の土曜日に昼に2時間腿上げ、夜に腿上げ1時間と腹筋20分をしました。終わった後から失敗したなと思っていましたが、夜中中筋肉痛に苛まれ、朝になると腰が痛くて立ち上がることも困難でした。最初に思ったのは、火曜日のレッスンに出られるかということでした。月曜日まで安静にしていて何とか火曜日の午後からでも出掛けようと考えましたが、寝込んで暗くなるより、痛いのを我慢して朝食を食べ、椅子に座ってアナログレコードを聞きながら午前中をやり過ごそうと考えました。そうして明るい気持ちになりそうなレコードを何枚か聞きました(1.ディーリアス「田園詩曲」メレディス・デイヴィス指揮ローヤル・フィルハーモニー管弦楽団 2.アルパの音楽(Pabro Vincente Morel他)3.ポール・デズモント(最後のライヴ)4.ジョン・コルトレーンが伴奏で入ったジョニー・ハートマンのアルバム をレコードで聞くと張りつめていた気持ちと筋肉が和らぎ痛みが少し取り去られた気がしました。そうして昼食を食べて朝より頻繁に部屋の中を歩き回ると夕方には自転車で近くのスーパーまで買物に行くことも可能になりました。音楽の力は凄いなと思ったものでした。そのことを先生に話すと先生は、筋トレのやりすぎは良くないですねと言われました。
レッスンの初めに私は当日の立ち位置がわからないと先生に尋ねたところ、伴奏ピアノの前に立ってピアノの先生の顔が見えるところになると思います。良い立ち位置を会場係の人が考えてくれると思いますと言われました。私は前回のレッスンで、前奏のオーボエの部分、前半の歌、後半の歌のところに入るのがうまく行かず不安でした。それで本日のレッスンは入り方のところを中心にレッスンを受けたいと先生に言いました。この日もレッスン前に練習をしましたが、5、6回ルチア・ポップさんのCDに合わせてクラリネットを吹きました。ピアノ伴奏の楽譜とほとんど曲の流れに変わりがないので、それが役に立ったのか、入り損ねることがほとんどなくなりました。先生は、全体的に前回のレッスンより大きく進歩しました。音の強弱や大きく美しい音が出せるよう気を付けて発表会で頑張って下さいと言われ、レッスンを終えました。