2024年6月25日

本日はレッスン前に谷上先生と少し話をしました。私は以前から楽譜と流れ出る旋律が全然違うことから、本当にこの楽譜なのと思う曲がありました。それはブラームスの間奏曲変ホ長調作品117の1なのですが、前回楽譜だけ見てもらったところ先生は、多分、これで間違いないと思いますと言われました。でも私は実際聞いてもらった方が間違いないと本日、中古で購入した、グレン・グールドの間奏曲集のCDを持参して掛けてもらいました。先生は、これで間違いありませんと言われましたが、それではCDで聞くように、たんたんたん たたたんたんたんたん というふうに単音のように演奏するためにはどれ(どの音符)を吹いたらいいのでしょうかと尋ねましたが、先生からの回答はありませんでした。結局、楽譜とCDを先生にお貸しして後日意見を言っていただくことにしました。それから次にレッスンを受ける曲としてジャズ・スタンダードのthe nearness of you に決めたのですが、先生にこの曲の理想的な歌唱として、ジョニ・ジェイムスのCDを聞いていただくことにしました。3分ほど(YOU YUBEで聞くこともできます)なので、持って来たCDを掛けてもらいました。先生は、素晴らしいですねと言われました。ジョニ・ジェイムスは廃刊になったスイング・ジャーナルを中心にジャズの評論をされていた寺島靖国氏がしばしばその歌唱を讃えておられたアメリカの歌手で落ち着いた(しっとりとした)歌声で魅了されます。ニアネス・オブ・ユーはレット。ゼア・ビー・ラヴというアルバムに入っているのですが、このアルバムには、マイ・ロマンスなど心を時めかせるような歌唱が他にもあります。先生は、この演奏通りというわけには行きませんが、レッスンで取り上げますと言われました。私は、できれば次回までにクラリネット用(♯を2つつけて、2度上げる)の楽譜を作成しておきますと言いました。
時計を見ると15分が経過していました。最初にハ長調の音階、和音、三度進行、三連符をしました。そのあと中島みゆきさんの「糸」を先生のピアノ伴奏付きで、通して演奏しましたが、前から気になっていた「縦の糸は私」のところ、詳しくいうと譜面通りだと「たーてのいとはわたしいいいいい」となっているので、やはり「たーてのいとはわたしいい」で切ることにしました。また16分音符のところが、8分音符で演奏になっているところが多くあったので注意して演奏するよう指導がありました。それでも通して演奏できましたねと先生は笑顔で言われました。次回は注意を受けたところをきちんと演奏して、先生から合格ですと言われたいのですが、その前にスタジオの練習で楽譜に添付のCD伴奏で「糸」を録音して、ホームページにアップできればいいなと思っています。