2024年7月2日
信じられない速さで今年も半年が過ぎました。年を取るとやることが多くなるので時間が経つのが早いと言われますが、私の場合、以前のように山登りや古書店通いをしなくなった、また仕事をやめたとはいえ、クラリネットのレッスン、LPレコードコンサート、小説の執筆、ホームページの更新、ライカで撮影した写真の掲載、筋トレなどで毎日が濁流のように流れて行きます。濁流と表現したのは私が産出したもののほとんどが洗練されていなくて、豪雨で荒れた川でごつごつしたジャガイモを洗っているような感じのもの(創作物)が多いからです。小説で賞が取れたら、クラリネットがもっと上手くなったら、写真の腕前が上がったらと思いますが、表現の場を与えてもらえていることとホームページを通じてたくさんの人に巡り合えたことを感謝するだけでもいいんではないかと最近は思っています。本日もレッスンが始まる2時間半前にJEUGIAミュージックサロン四条に行き、一所懸命中島みゆきさんの「糸」をCD伴奏でアップできるようにと頑張りました。やはり「縦の糸は私」のところの演奏が難しく最初の40分はアップできるだろうかと心配になりました。それでも8回目くらいで何とか通して演奏でき、結局その後に演奏したものを掲載することにしました。
今日もレッスン前に先生と少し話をしました。前回のレッスンで私は先生にブラームスの間奏曲作品117の1が何とかクラリネットで演奏できないかと相談しましたが、これについては単音でなくいくつかの音(4つ?)が重なって単音のように聞こえているのでクラリネット四重奏だったら可能かもしれないが、多分無理だろうというご回答でした。今、こうしてクラリネット日誌を書いている時にもYOU
TUBEでこの曲を聞いているのですが、単音だけを抜き出して演奏できないとのことなので諦めないといけないようです。先生にもう一つジョニ・ジェイムスのCDをお貸ししたのですが、こちらは素晴らしい歌唱なので何度も聞いていますと言われました。次回から
ニアネス・オブ・ユーthe nearness of you を習うのですが、そのお手本になるものとして先生に聞いてもらったのでした。先生は、(ヴァースのところは省略して)ジョニ・ジェイムスが歌っているようにコーラスのところだけを演奏すればいいのでは(邦楽では「Aメロ」「Bメロ」「サビ」で構成されていますが、洋楽では「ヴァース」「コーラス」(サビ)で構成されています)と言われたので、ジョニ・ジェイムスが歌っているように演奏出来ればいいなと思います(先生は同じように演奏するのは難しいと言われていますが)。
ブラームスの間奏曲とニアネス・オブ・ユーの話をしていると15分が経過してしまいました。それからハ長調の音階練習、和音、三度進行、三連符をしてから、中島みゆきさんの「糸」を先生のピアノ伴奏で演奏しました。無事演奏をし終えると先生は、前回注意してくださいと言ったところ(16分音符で演奏するところが、8分音符になっている 「縦の糸は私」のところ)が修正されていましたねと言われました。私は、「縦の糸は私」のところが難しくて何度も練習しましたというと先生は、ファドファラの運指は難しいので今からやっておきましょうと言われ、先生からオーケーが出たところでレッスンは終わりました。