2024年9月10日

本日もレッスン前に先生と少し話をしました。好きなオペラのについて私が話すのを先生は熱心に聞いてくださったのですが、最初はモーツァルトの「魔笛」でした。私がクラシック音楽を聴き始めて間もない頃、NHK教育テレビでスイトナー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団の日本公演(1980年)の放送がありました。もちろん「魔笛」を見るのは初めてでしたが、夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように胸に燃え」が印象に残りこのオペラが好きになりました。トランペット奏者のモーリス・アンドレがこの曲を演奏したレコードが出ているのをFM誌で見て、すぐに購入しました。スイトナーが指揮したレコードとCDを持っていて今もよく聴きます。ワーグナーの「タンホイザー」はサヴァリッシュ指揮のレコードを聞きますが、ワーグナーのオペラは趣向が凝らされていて、DVDだとそれがよくわかります。「ニーベルングの指輪」は世界文化社という出版社から7枚組のバレンシア音楽祭のCDが出ていて、1回しか見ていませんがメータ指揮なので面白かったです。ただ通して見ると16時間かかるので2回目は先のことになりそうです。1年くらいなら先生にお貸ししますと言いました。先生は、16時間となるとなかなか時間が作れそうにないですねと言われました。それから私が、グリーグの「ペール・ギュント」で歌われる「ソルヴェイグの歌」のレッスンを受けてみたいのですが、暗い曲なので先生はお好きじゃないですかと尋ねました。先生は、感情移入が必要な曲なので難しいと思いますと言われたので私は、ルチア・ポップ(マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のグリーグ「ペール・ギュント」に入っています)が歌ったCDがあるので是非聞いて下さいと言うと、先生は了解されました。
本日のレッスンは最初にニ長調の音階、三度進行、和音をしました。それから先週先生がラからシの運指の練習になるハ長調のエクササイズをしました。一度レッスンを受けたことがあるエクササイズなので、メロディを思い出して2度目には何とか通して吹けました。アイネクライネ(アイネ・クライネ・ナハトムジーク)は何度も練習したので大分上手く吹けるようになり、今日は最後まで通して吹くことができました。先生は、4つの部分(メヌエットと3つのトリオ)はすべて2度ずつ演奏するのではなく、トリオの1と3は1回で済ますことが多いです。次回からはそうして演奏してくださいと言われレッスンを終えました。