2024年10月29日
本日もレッスン前に谷上先生と少し話をしました。前回のレッスンの時に話をしたポール・モーリアの「涙のトッカータ」の楽譜について先生が調べたことを説明してくださいました。先生は、今から15年程前までレッスンで使っていたアルバム(レッスン用の楽譜集)の中に「涙のトッカータ」は入っていました(私はレッスンを始めて15年半になりますが、その楽譜は見たことがありません)。その頃に使っていた楽譜があるので今見ていただくだけなら問題はないのですが、コピーは出来ません。Fさんが希望されるなら、この楽譜集の取り寄せが可能か受付で確認しますと言われました。私は、ハ長調は同じですが、一見して違うところがあるようなので出来れば取り寄せしてほしいですと言いました。先生は了解されましたが、私は、自分でもネットで他の楽譜がないか調べておきますと言いました。
レッスンの最初はいつも習っている調の音階練習をするのですが、「ソルヴェイグの歌」(グリーグの「ペール・ギュント」から)は2つの部分からなり、歌の部分とラララの部分からなります。クラリネットの楽譜では前者はニ短調(シャープ2つ)で後者はロ長調(シャープ5つ)です。私は取りあえずニ短調の方を吹いてみるのかなと思ったのですが、先生はロ長調の音階を1オクターヴロングトーンで吹いてくださいと言われました。ゆっくりですが、シから始まり1オクターヴ高いレまで上がりました。ドレファソラが半音上がりシの替え指もあるので結構難しいです。先生は短調のように臨時の変音記号がないので、自分で楽譜を作成しておいてください。最初のところにシャープを5つつけ、シから始まるようにすればいいですから。音階だけでなく、三度進行と和音の楽譜の作成もお願いしますと言われました。「ソルヴェイグの歌」のテンポはゆっくりですが、ラララの部分は4分の3拍子になり付点音符がたくさんあるので拍を取るのが難しいです。そういう場合先生はいつも「歌ってみましょう」と言われるのですが、歌のところを演奏して早速歌うことになりました。歌の部分は何とか歌いましたが、ラーララララ ラララーのところになるとうまく行きません。高音なので、私が歌うのは難しいですと言いました。先生は、歌えないなら、クラリネットでの演奏も難しいですよと言われました。私が音を上げたのは、拍子が取りにくいのより高音の1オクターヴ高いラやシが出て来るので裏声で歌うわけに行かないということなのですが、先生は歌えるように練習してくださいとだけ言われました。私はシの替え指の練習をしているがなかなか上手くならないことを先生に言いたかったのですが、時間がありませんでした。でもレ シャープ(レジスターキーを使うと1オクターヴ高いラ シャープになります)の場合、左手の人差指中指と7のキーにするのが良いのか、左手の人差指中指とbis(バイス)7のキーが良いのかは確認しました。先生は、一般的には7の方ですが、音階練習の時にはbis7の方を使ってくださいと言われました。