2025年1月21日
本日もレッスン前に谷上先生と話をしました。私は、今日からレッスンしていただく「涙のトッカータ」とその次にレッスンしていただく「ゴースト・オブ・ア・チャンス」のCDを持って来ましたので掛けていただきたいです。「ゴースト・オブ・ア・チャンス」はリー・ワイリーという女性シンガーで、越路吹雪のようにヴィブラートを利かせて歌います。「涙のトッカータ」は楽譜と違うところがあると思うので、先生のご意見を聞かせてくださいと言いました。「ゴースト・オブ・ア・チャンス」が終わった後、私は、このように歌いたいので、よろしくお願いしますと言いました。先生は、(情感がこもっているので)テンポがしばしば変わって楽譜とかなり違いますが、よろしいですよと言われました。「涙のトッカータ」のCD演奏が終わると私は、後半で演奏にないミの音があるのですが、演奏するのですかと言いました。先生は、低いミ ミ シ高いド高いレの3連符ではなくて 低いミ シ 高いド 高いレが繋がっているというのが正しくてそうすれば演奏に支障がないと思います、ミはいらないですよと言われました。私はさらに、レッスン前に3回CDを聞きながら楽譜と照らし合わせたのですが、楽譜には後半部分の一部が削除されているように思いました、先生はどう思われましたかと言いました。先生が、多分長くなって演奏がしんどくなるので省いたのだと思いますと言われたので、私は楽譜の復元を先生に依頼したところ先生は快く受けてくださりました。私が、それぞれ3回のレッスンになっても構わないのでよろしくお願いしますと言ったところ、先生は、他の生徒の方は3月に入ってから演奏曲を決めますし昨年は6月月初でしたが今年は6月28日なので問題はないと思いますと言われました。
レッスンではまず先生が、「涙のトッカータ」の調性を尋ねられたので、私は変音記号がないのでハ長調ではないですかと答えました。先生は、短調です。基音がラになるのでイ長調です。シャープソがしばしば出て来るのは短調だからです。涙のトッカータなのでやはり短調になると思いますと説明されました。最初に1番括弧まで吹きました。私が楽譜通りに前奏から吹こうとしたところ、先生は、前奏のところは必要ないのではと言われました。私は、前奏も好きなので、吹きたいと希望を言いましたがどうなるかは不透明です。私が吹いた後で先生は、アウフタクトの入り方(トントンウン トンは4分休符でウンは8分休符です)や、メロディの前にいつも8分休符が入っていることを指摘されました。私が、Moderately
とありますが、♩=80では遅いでしょうかと尋ねると先生は、♩=120くらいですが、まず80で練習するのは問題ありません。徐々に早くして行けばいいと思いますと言われました。そうして次に先生の伴奏に合わせて、それからメトロノームに合わせて吹きました。先生は、メトロノームの速さを80に設定してまず練習してみてくださいと指導されました。前奏の終わりのところのトリルのところがおかしいのでそれを見ていただくことと楽譜の復元をお願いしたところでレッスンは終わりました。