2025年2月18日

本日もレッスン前にJEUGIAのスタジオを借りて練習をしましたが、何とか「涙のトッカータ」を今日で終わりたかったので2時間スタジオを借りました。2時間スタジオで練習する時はいつも間に10分休憩を入れたり、適当に短い休みを入れたりして鼻に負担がかからないようにして来ました。しかし今日は「涙のトッカータ」を仕上げたい(録音してホームページに掲載するのは必須です)と何度も最後まで続けて演奏しました。「涙のトッカータ」は3分程の曲ですが、私が演奏すると長くなってしまい4分50秒位になります。それを計6回はしたと思います。さらに少し吹いたところで間違いやり直しというのは何回もありました。最後の頃にはクラリネットのリードの振動に耐えられなくなって鼻がブーブーなっていました。こういうことは今まで何度もあって、最初の頃はそのまま続けて練習して休んでも回復しないことがあったのですが、最近はブーブー鳴り出したら少し休んでから練習を再開することにしました。またそうならないように2時間続けて練習する時は10分の休憩を入れています。そうすることで、練習が続けられなくなるということはなくなりました。
いつもならレッスン前に先生に持参したCDを掛けてもらったりするんですが、本日は「涙のトッカータ」を仕上げたいと思っていたので、最初に先生にその旨伝えました。先生は笑顔で、それでは2番括弧の後から最後まで吹いて下さいと言われました。1オクターヴ高いシ、2オクターヴ高いド、2オクターヴ高いレを出すのに苦労しましたが、あまり間違えずに吹けたので、先生は、すばらしいと言われました。私が、それでも高い音が出しにくいのでそのための練習方法を教えていただけたら有難いですと言いました。先生は最初、1オクターブ高いシから2オクターヴ高いミまで上がり戻って来るロングトーンをしてくださいと言われました。その後、ラドミラドミと上がって下りてくださいと言われました。それが終わると先生は、最後のところ(ラソ(シャープ)ファミレドシラ ミドシ レド ラミ ソファ レラ ファミ シソ(シャープ) レド ラミ シラ ミド ソファ レラ(低い) ファミ シ(低い)ソ(シャープ 低い) ソ(シャープ 低い) ラ(低い))のところをもう一度吹いて下さいと言われました。そうしていよいよ先生の伴奏に合わせて演奏しましたが、私は、演奏前に前奏のところもお願いしますと言いました。問題なく演奏できていましたが、3分の2ほど行ったところで鼻がブーブー言い出しました。いつもなら耐えられなくなって演奏を中止するのですが、一応最後まで演奏して先生から合格ですと言ってもらいたかったので、ブーブー鳴っているのを気にせずに最後まで演奏しました。私は、ブーブーという音が先生に聞こえているのか知りたかったので、最後まで演奏すると、ブーブー鳴っているのが聞こえましたかと先生に尋ねました。先生は、聞こえましたよ。それは鼻抜け言われるもので、演奏をしすぎるとなります。そうならないように休憩を入れるようにしてくださいと言われました。私が、今日で「涙のトッカータ」を仕上げたいと思ったので、レッスン前に無理をしましたと言うと先生は、それでは今日はもうクラリネットを吹かない方がいいですよ。クセになることがありますからと言われました。時計を見るとまだ5分残っていたので、私は、4月からは発表会で演奏する曲のレッスンを始めたいので、2月25日と3月4日に「ゴースト・オブ・ア・チャンス」を3月11日と3月25日に「ムゼッタのワルツ」を習い、「ソルヴェイグの歌」「ムゼッタのワルツ」「涙のトッカータ」のどれを発表会で演奏したらよいか先生に決めていただきたいと思っていますと言うと、先生は笑顔で頷かれました。レッスン室を出る前に私は先生に、先生のお陰で長年聞くしかできなかった「涙のトッカータ」をレコードと同じように演奏できるようになりました。本当にありがとうございましたと言って一礼しました。