2025年3月25日

本日もレッスン前に先生と話をしました。私は持参したジョニー・スミスとスタン・ゲッツの「ゴースト・オブ・ア・チャンス」が入ったアルバムを先生にお貸しする約束を前回のレッスンでしていたので、まずそれを渡してからスタン・ゲッツに関する話をしました。YOU TUBE で聞ける「懐かしのストックホルム(ディア・オールド・ストックホルム)を聞いていただいてから、ジャズを聴き始めてしばらくしてこの曲を聞いてスタン・ゲッツのファンになりました。この曲をいつかクラリネットで演奏したいと思って楽譜も2つ購入したのですが、後半のような装飾音をいっぱい付けての演奏が出来ず(もともと楽譜がそうなんですが)上手く吹けません。発表会が終わったらこの曲をはじめ今まで先生から習いたかった私が好きなジャズの曲のレッスンをお願いしたいと思っていますと言いました。谷上先生は、私はクラシック音楽の指導ならできますが、ジャズならサックスの先生に習った方がいいと思いますと言われました。私は、別にアドリブについて習いたいのではなく、ジャズ・スタンダードの曲がうまく吹けるようになりたいのです。メロディを美しく演奏できるようになればそれだけでいいんですと言いました。実際、私は今までにクラシックの楽曲の演奏したいものをほとんどやったので、現在やっているムゼッタのワルツ「私が街を歩けば」のレッスンを受けると今のところはクラシック音楽でレッスンを受けたい曲はなくなります。それで来年の発表会で演奏する曲の練習が始まるまで(それまでにはクラシックのレッスンを受けたい曲を見つけるつもりです)は、じっくりとジャズ・スタンダードの曲のレッスンを受けたいのです。いくつかあげるとマイ・アイデアル メモリーズ・オブ・ユー バークリー・スクエアのナイチンゲール オールド・フォークス トゥ・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ アイ・フォール・イン・ラブ・イージリー ポルカ・ドッツ・アンド・ムーン・ビームス タイム・アフター・タイム ダーン・ザット・ドリーム スカイラーク それからディア・オールド・ストックホルムくらいでしょうか。アドリブを入れてカッコよく演奏したいなどとは全然思っていません。ただメロディを美しく演奏できるようになるだけで満足なのです。谷上先生にニアネス・オブ・ユー ゴースト・オブ・ア・チャンスを習ってますますジャズ・スタンダードの好きな曲を演奏したくなったのです。私がそのことを一所懸命説明すると、先生は了解されました。ジョニー・スミスは「ゴースト・オブ・ア・チャンス」が入っているアルバムくらいですが、スタン・ゲッツはたくさんの名盤があります。スタン・ゲッツの「ゴースト・オブ・ア・チャンス」が入っているアルバムには「オーバー・ザ・レインボー」の名演も入っているので、先生にそのことも伝えました。
本日のレッスンは最初に、ムゼッタのワルツの最初のところを吹くようにと先生に言われて、先週は入れなかった装飾音を入れて吹きました。レーー ドーー シーと吹くところをレーレファラレ ドーレファラド シーという感じで、しかもそのあとレに装飾音が付いてミレとなったり、ドに装飾音が付いてレドとなったりするのです。装飾音なので素早く吹かないと他のところに影響が出てメロディが崩れてしまいます(こういう言い方が正しいのかわかりませんが)。そんな感じになってしまったためか先生は、Fさんの演奏では少しずつズレが生じて伴奏と合わなくなっています。合わせるためには、六連符のレソシレ レソシド のところを少し速めに始めて小節内に収まるようにしないとダメですと言われました。3度先生の伴奏に合わせて吹いてみましたが、うまく行きませんでした。4月に入ると発表会で演奏をする曲の練習を始めないといけないのですが、私は先生に、今までに習ったことがあるグリーグのソルヴェイグの歌ですから、始めるのは少し遅くなってもいいですかと尋ねると先生は、そうですね。この曲を仕上げてからでも間に合うと思いますと言われました。その後ABCで構成されている高音のBのところも少し吹きましたが、ファにファソの装飾音が付き装飾音2つはとても難しいと思いました。前回は装飾音を飛ばしたので今日で終わりかなと思ったのですが、装飾音も演奏するととてもそういうわけにいかず、ある程度満足してレッスンを終えるためにはあと3回は必要な気がします。先生が♩=60のテンポで装飾音を入れてもうまく演奏できるように練習しておいてくださいと言われ本日のレッスンは終わりました。