本日は最初にある音を出したままレジスターキーを押して高音を出す
練習をしましたが、先生は、メゾ・フォルテからはじめてクレッシェンド
(だんだん強く)して行きレジスターキーを押した時点で最も大きな
音を出しその後音を長く伸ば(フェルマータ)しながらデクレッシェンド
(だんだん弱く)して行くようにして下さいと言われました(楽譜の
指示通り)。他の生徒のみなさんはもう2オクターブ高いドの音を何の
濁りもなく安定して出されるので、ひとり、すーすー、すかすかとしか
音が出せないでいる私は情けなくなりました。その後の半音階の音階
練習もテンポが早くついていけませんでした。かなり自宅で練習した
のについていけず、自然に吹かれている他の方々は自宅やカラオケ
喫茶などでどれ程一所懸命練習されているのだろうかと思いました。
Exerciseを2つしましたが、こちらは家でみっちり練習をしていた
のでなんとか無事に吹くことができました。1のテキストの最後の
Exerciseを一度吹いてから練習曲へと移りました。
先週、先生がアラウンド・ザ・ワールドを仕上げて、後はCHANT DU
MATIN(Kummerという作曲家の作品で音階ばかりの美しい曲)をすると
予告されたので、この曲を以前から愛奏されてきたN師は一層一所懸命
練習されたようでしたが、本日、先生は、6月から2のテキストで
レッスンを始めますが、その最初の曲がマイ・フェイバリット・
シングスなので、同じサウンド・オブ・ミュージックからそのテーマ
曲を練習することにしましょうと言われました。N師は、この曲も
愛奏されておりなんなく吹いておられましたが、反復記号が矢鱈
多く吹いているうちにわけがわからなくなるので、一度も最後まで
吹けなかった私にとっては緊張の連続でした。でも美しいメロディーは
心引かれるので、せいぜい頑張って練習してついていこうと思います。
でも、この曲は3部合奏になっていますので、どれ程練習すればよいのか
検討もつきません。
練習を終え、N師と阪急烏丸駅の改札口へと向かいましたが、少し弱気に
なって私はN師に、このような状況ではいつかはみんなに取り残されて
しまいそうな気がすると零してしまいました。N師は、そんなに気にする
ことはないですよ楽しくやりましょう。でも、私は将来どこかのオーケス
トラのクラリネット奏者になるのが夢なので、しっかりやりますよと
ほほえまれました。私は、N師の言葉を励みにして、今まで以上に練習を
頑張ってみようと思いました。