2025年7月8日
発表会で演奏した「ソルヴェイグの歌」は息つぎが難しい曲で、最後の最後は息がなくなって酸欠状態になるくらいです。本日のレッスン前のスタジオでの練習でもそう思ったのですが、そう思うと録音機の不具合で発表会での演奏を録音できなかったのは悔やまれました。風邪をひいていたためか力が入りすぎず、異音や息の出し過ぎがなくいい演奏ができたからです。ただ谷上先生に演奏の直前に録音をお願いしたので、それが頼りでした。レッスン室に入るとすぐに私はその話をしました。先生は、メールを送ろうと思うのですが、このメールアドレスで良かったですかと言われました。私が、それでお願いしますと言うと先生はすぐにメールを送ってくださり、演奏も聞かせてくださりました。最初はこもったような音がして出だしが怪しかったので、思ったほどの演奏でなかったのかと思いましたが、その後は問題なく最後まで演奏出来ていました。もちろん今までの発表会の演奏の中で一番の演奏でした。先生は、ピアノ伴奏と合っていましたよと言われましたが、岸本先生の演奏自体も素晴らしく、何度聞いても飽きないいい演奏になりました(自画自賛するのは初めてです)。いつもレッスンを指導してくださるだけでなく、録音機の不具合の際にはご自身のスマホで録音してくださる谷上先生には感謝感謝感謝です。
本日のレッスンではクラリネットを演奏することはなく、これから演奏したい曲の話をしただけでした。まず来年の発表会も考慮に入れて2つの曲の楽譜を先生に渡しました。1つはボロディンの弦楽四重奏曲第2番「ノクターン」の第3楽章のクラリネットとピアノでの演奏です。この楽譜は6、7年前に日本楽器(ヤマハ)銀座店で購入したものですが、たまたまYOU
TUBEでフルートとピアノが演奏するのを見て演奏したくなったのです。もう一つはレハールの「ヴィリアの歌」(喜歌劇「メリー・ウィドウ」から)ですが、これは以前コルトレーンが演奏しているのを聞いて演奏したくなったのですが、美しい旋律ですが盛り上がりに欠けるのでお蔵入りしていました。この2つのどちらかを来年の発表会で演奏出来たらと思っていますが、発表会の練習を始める前に別の曲を発表会で演奏したくなる可能性はあります。とりあえず、ジャズの名曲の演奏を教わりながら、発表会で演奏する曲を絞り込んで行こうと思っています。ジャズの名曲についてはfinaleでシャープを2つ付けて2度上げた楽譜を作って先生に間違いないか確認していただいて、その楽譜で私が演奏して先生にコードを見ながら伴奏をしていただく予定です。曲目は、「メモリーズ・オブ・ユー」「マイ・アイデアル」「スカイラーク」「オールド・フォークス」をまず指導していただく予定です。「マイ・アイデアル」はリー・ワイリーの名演(名唱)がありますが、「オールド・フォークス」はサラ・ボーンの若い頃の名唱があります。この演奏はサラ・ボーンがエマーシーで録音したものでCDは出ていないようです(アナログ盤はアマゾンで8,000円します)。YOU
TUBEでは見られますので神田勇哉さんのボロディンの録音とともにご覧いただくことをお勧めします。「マイ・アイデアル」と「オールド・フォークス」はトランぺッターケニー・ドーハムの「静かなるケニー」に収録されていていずれも名演奏です。こちらもYOU
TUBEで是非聞いてみてください。「メモリーズ・オブ・ユー」はベニー・グッドマンの唯一無二の演奏ですが、「スカイラーク」はポール・デズモントの名盤に収録されています。しばらくは4つのジャズ・スタンダードの曲のレッスンを受けますが、8月はレッスンを受けるのをお休みにします。それでもスタジオを借りての演奏で良いのが録れたら掲載しようと思っています。