2025年9月16日
本日もレッスン前に谷上先生と話をしました。私は、3ヶ月に1度東京阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロンでLPレコードコンサートを開催しています。9月7日にも開催したのですが、ストコフスキーの特集でアンコール曲としてアンナ・モッフォの歌でストコフスキー指揮アメリカ交響楽団伴奏のラフマニノフのヴォカリーズという曲を掛けました。私がクラシックを聴き始めた今から47年前に「夜の停車駅」という番組のテーマ曲として掛っていた曲です。自宅のステレオでも充分に楽しめますが、ヴィオロンの素晴らしいオーディオ装置でさらに美しさが増しました。以前からいろんな楽譜を買ったりしましたが、思うような楽譜が見つかりません。それでもどうしても習得したいのですと私が言うと先生は、ヴォカリーズはソプラノ独唱のために書かれた曲なので楽器演奏ではうまく行かないみたいです。それでもFさんが希望されればレッスンをしますよと言われました。次に私はヴォカリーズと同様にCDを掛けてもらいながら話をしたのですが、メンデルスゾーンの無言歌集の中に「甘い思い出」という曲があり、管楽器独奏用の楽譜がないかと探していたところ、フルート用の楽譜がネット販売されていることがわかりました。まだ手元に届いていませんが、クラリネット用にfinaleで打ち直してレッスンを受けたいと思いますと言いました。先生は、無言歌集にはいい曲がありますね、演奏してみて感想を聞かせてくださいと言われました。以上が今後習いたい曲でしたが、私はヴォカリーズを耳にした時と同じ頃にクラシックの番組で放送されエアチェックした曲にダニール・シャフランがチェロを演奏したシューベルトのアルペジョーネ・ソナタがありました。何度も聞くうちアナログレコードが欲しくなり購入しました。たまに聞くと心に沁みて、モッフォのヴォカリーズのような曲です。それでこのCDの他にド・ペイエがクラリネットで演奏したものとクラリネット用の楽譜をお持ちしたかったのですが見つかりませんでした。次回までに見つけて持って来ますので、出来ましたらフラワーコンサートで演奏してくださいと言いました。先生はシャフランが演奏するCDを少し聞かれ良い印象を持たれたようで、アルペジョーネ・ソナタは今まで聞いたことがありませんが、楽譜があるのなら見させてもらいますと言われました。
レッスンはマイ・アイデアルを習いましたが、先生がどのように演奏したいですかと前回のレッスンで尋ねられたので、リー・ワイリーの歌唱のようにクラリネットで演奏したいですと言いました。それで私はレッスン前の練習でYOU
TUBEで聞けるリー・ワイリーの歌唱にかぶせて数回吹いてみました。それでレッスン中もそれを流しながら先生の前で吹いてみたのですが、音程が少し違うようですよと言われました。それでも速さは理解されたようでそのあとピアノ伴奏をつけてくださりワンコーラスだけ吹きました。先生は最初(ヴァース)のところの伴奏をもう少し練習しておきます。次回仕上げましょうと言われレッスンを終えました。