2025年10月7日

本日もレッスン前に先生と話をしました。前回のレッスンの時に私は「ヴォカリーズ」他(モッフォ独唱)、「シューベルト アルペジョーネ・ソナタ」(シャフラン他)、「メンデルスゾーン無言歌集から「甘い思い出」他」(ギーゼキング)の3枚のCDを持って来て先生にお貸ししたのですが、「ヴォカリーズ」については前回のレッスンの時にこれとまったく同じようにクラリネットで演奏したいとお願いしました。また「アルペジョーネ・ソナタ」についてはチェロもいいですが、ド・ペイエがクラリネットで演奏したCDを持って来ます。好きな曲なので是非フラワーコンサートで取り上げてくださいとお願いしました(そのCDを本日持参しレッスンの最初に聞いていただきました)。「甘い思い出」はフルートとピアノで演奏用の楽譜を入手したので、finaleにクラリネット用の楽譜を入力し印刷してその楽譜と共に先生に渡しました。私は先生に、オールド・フォークスとスカイラークが終わったらショパンのマズルカの他に「甘い思い出」を習いたいですが、ド・ペイエの「アルペジョーネ・ソナタ」を聞いていて気になったことがありましたと言うと先生は、どんなことでしょうと訊かれました。私は、「甘い思い出」に2オクターヴ高いラ・フラットが出て来ました。クラリネットの最高音は2オクターヴ高いソなので、音が出せません。その場合にはその前後を1オクターヴ下げて演奏するのでしょうか。ド・ペイエの「アルペジョーネ・ソナタ」にそのような演奏をしているところがありましたと言うと先生は、そういうこともありますと笑顔で回答されました。クラリネットはピアノのように音域が広い楽器ではないので2オクターヴ高いラ・フラットより高い音を演奏する必要が出て来ると(できないと諦めるのではなくて)別のやり方で演奏するようにして苦労するようです。私も個人的に身を切るような2オクターヴ高いファ・シャープより高いピーッという音を出さないで済むのなら1オクターヴ下げて難所を切り抜けるのもありなのかなと思います。
本日はマイ・アイデアルの仕上げをしました。レッスン前にリー・ワイリーの演奏に合わせて演奏しましたが、ヴァースのところが独特の節回しをするので合わせにくいなぁと思いました。一度演奏をした後に先生は、後半(コーラス)は問題ないと思いますと言われました。私は、レッスン前にリー・ワイリーの演奏に合わせて吹いてみましたがうまく行きませんでしたと言うと先生は、独特の歌唱なので難しいと思いますと言われました。私が次回は、オールド・フォークスを習いたいと言うと先生は了解されました。