本日はWarming Upをした後に、C Major Scale の音階練習に入りました
     が、1のテキストではなかった細かくスラーやタンギングの指定が入った
     ものがありました。先生は8分音符の4連符で前半にスラー後の二つの音符
     にタンギングが入ったものについて、クラリネットの楽譜ではよく見られる
     もので、ターヤッタッタというふうに吹いて下さいと言われました。私は
     大きく太い音が出せるのが少し自慢できる程度で、タンギングについては
     今でもほとんどできません。2のテキストになると複雑なタンギングが
     次々と出て来るのではないかととても不安になりました。
     次に低いミと低いファ・シャープの替え指を習いましたが、それぞれ
     右小指でAのキーを押したり、左小指で2のキーを押さねばならず、
     二つの音の入ったFinger Trainingはとても難しいものでした。さらに
     その二つの音が二つずつ入り、ト音記号の横にシャープが3つ付いた
     (イ長調)Exerciseを練習したところで、クリーニングスワブを通して
     下さいと先生は言われました。
     すぐに練習曲の「私のお気に入り(マイ・フェイバリット・シングス)」
     へと移ると思っていたのですが、先生は、少し楽典についてお話しましょう
     と言われました。先生は、基本の調としてはハ長調とイ短調になりますが、
     この場合、基本の音はそれぞれドと低いラとなりこの間は3度となっています。
     これは他の場合にも言え、ト音記号の横にシャープが二つ付いた場合はニ長調と
     ロ短調となり、基本の音はレと低いシとなります。基本の音は五度圏の言葉
     があるようにシャープが1つ付くと5度高い音が基本の音となり、2つ付くと
     10度高い音というふうになります。逆にフラットの場合には1つ付くと
     5度低い音、2つ付くと10度低い音となります。5線の上に調号が付く
     位置は、シャープの場合ファドソレラミシ、フラットの場合、シミラレソド
     ファとなりますと説明されました。余りに多くのことを教えられたので覚え
     られるか不安に思っていましたが、先生は、楽典については徐々に覚えられ
     れば良いしわからなければどんどんどしどし(先生はこんな言い方はしません
     でしたが)質問していただいたら結構ですと言われました。
     「私のお気に入り」は好きな曲なので家で多めに練習したのですが、先生が、
     この曲も、ターヤッタ、ターヤッタ、ターヤッタ、ターヤ、ターヤッタ、ター
     ヤッタ、ターヤッタ、ターヤ......という感じでスラーやタンギングの指定がある
     ところは演奏して下さいと言われ、少し慌てましたが、何とか通して吹くことが
     できたのでほっとしました(途中まででしたが)。
     今日も阪急烏丸駅の改札口まではN師と一緒でした。N師は、2のアルバムは
     難しいがまたやりがいもある、アルバムの4つ目に「ダニー・ボーイ」が出て
     来るが、吹くのが今から楽しみとも言われていました。