本日のレッスン内容に入る前に、前日(6月14日)のことをお話しします。
     以前にもお話したことがありますが、私はレコードコレクターであり、素人
     写真家でもあり、素人私小説家でもあり、素人登山家でもあり、クラリネット
     初心者でもあるのですが、3ヶ月に一度、阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロンで
     LPレコードコンサートをさせていただいています。そのため今回は12日から
     14日にかけて東京に行って来ました。14日の日はすぐに帰阪する予定
     だったのですが、12日にお会いできなかった人に会いに行くことにしました。
     その方は下倉楽器お茶の水店のクラリネット担当のUさんでした。無理なお願い
     (マウスピースを1つ購入するから、クランポンのR−13を吹かせて下さい)
     をきいてもらおうと12日に訪ねたのですが、今年の6月から八王子店に移ら
     れたとのことでした。下倉楽器八王子店を訪ねて、「Uさんはおられますか」
     と尋ねたところ、「Uは本日休みをいただいています」との返事だった時は
     どうしようかと思いましたが、側におられた親切な女性店員の嶋さんが、
     「どのようなご用件ですか」と訊かれました。私の無理なお願いをお話し
     したところ、嶋さんは快く引き受けて下さり、まずは、店のYCL−650
     (ヤマハ)でいくつかのマウスピースを試させて下さいました(結局、
     ヴァンドレンB40ライヤーを購入しました)。そしてR−13を吹かせて
     いただいたのですが、やはり息が通りやすく安定した音が出ているようで
     ますます欲しくなりました。嶋さんが、クランポンはバレルの部分が少し
     長いので音程が低いかもしれないですね(嶋さんは10年以上ファゴットを
     吹いておられます)。Fさんが来店されたことはUに伝えておきますと言われた
     ので、1時間余り居座った店を後にしたのでした(嶋さんは優しいので、
     「雨の日の月曜日はお客さんも少ないし、気にされなくていいですよ」
     と言われましたが...)。
     そんなこともあって、自宅に帰って40分程練習をしただけでレッスンに
     臨んだためさっぱり吹けずじまいでした。やはり2時間は練習しないと
     駄目だなと思いました。以下簡単にレッスンの内容を言いますと...。
     最初はレジスターキーを押して12度高い音を出す練習などのWarming
     Up をした後で、C Major Scaleの音階練習、低いミと低いファ・シャープの
     替え指のFinger Training、それらの音が入ったExerciseをしました。音楽の
     基礎知識としてはシンコペーションについての説明がありました(多分、
     拍数の長いところに重みが行くと説明されていたと思いますが、レッスン中、
     不出来で落ち着かなかったためアバウトな理解しかできませんでした)。
     その後、練習曲「私のお気に入り」へと移って行きましたが、最後まで落ち
     着きのない演奏となってしまいました。先生が、次回に仕上げをしますと
     言われたのできっちりと練習しておこうと思いました。
     帰りのエレベータの中でIさんは替え指なので(うまくできなくても)心配
     することはないと言われましたが、言い訳ばかりしていても仕方がないので、
     その後は          ひとりで急いで家路につきました。