本日もWarming Upから始まりましたが、いつもの一つのキーを押していて
     レジスターキーを押して12度高い音を出す練習に加えて、半音階の練習
     (低いソ低いソ・シャープ低いラ低いソ・シャープ低いソ低いソ・シャープ
      低いラ低いソ・シャープ低いソなどを素早く吹く練習)をしました。
     以前から知っていたのですが、この練習は事前にしていないとやっている
     うちにわけがわからなくなり、足は使わないのですが手も足も出なくなって
     しまうのです。本日のレッスンのために2つめのExerciseと「ダニー・ボーイ」
     ばかりをしており、半音階の練習をまったくしていなかったため、何も
     吹けないのに大汗をかいてしまいました。
     Exerciseの方は余り進歩がないとも言えますが、前回ような8分
     音符が6つ並ぶような難所がないため、なんとか間違えながらも
     通して吹くことができました。
     クリーニングスワブで管内の水分を拭き取った後、Jazz Articulation の
     ところを少し習いました。詳しくは次回ということでしたが、ジャズの
     曲で、付点4分音符と8分音符が連なり、それぞれにテヌートとアクセント
     の記号が付いている場合には、doo Datというふうに吹いて下さいとの
     ことでした。
     続いて、「ダニー・ボーイ」の仕上げをしましたが、前回のレッスンの
     最後に先生が、次回は一人ずつ吹いていただくので、(よく)練習して
     おいて下さいと言われたので、いいところを見せたいと思い、CDを
     かけての練習を10回したのでした(この曲は、高音を出す必要もなく、
     テンポもゆっくりで、しかも美しい旋律の曲なので、何回吹いても
     飽きないのです)。ところが、残念なことに、1フレーズずつ(1/4)
     の演奏でした。それでも、6人で吹いたので、2回目の後半は全員で
     演奏し、そこに先生の即興演奏が絡んで、楽しい演奏となりました。
     演奏が終わり、先生が、今日のレッスンは終了と言われたのですが、
     N師が、「ダニー・ボーイ」のCDのクラリネットの音程がおかしいといった
     旨のことを言われました。私は、もちろん絶対音感などというものを持って
     いませんが、もしかしたら、N師は持っておられるのかもしれません。
     帰る道すがら、N師に思わず言ってしまったのですが、楽譜の指示通りに
     吹いて、ピッという音が出なければ問題ないと思っています。今吹いて
     いるのが、低いから(アンブシャーなどを調整して)正しい音程に
     しなければならないとなると、私の場合、演奏は不可能になると
     思いますと言うとN師は苦笑いをされていました
     (多分、N師は気になったことを指摘されただけだと思うのですが)。