本日は、最初にChapter9のWarming Up とF Major Scaleの音階練習を
してからExerciseをしました。前回もしたExerciseでしたが、その前に
このExerciseで3回出て来るレシのFinger Trainingをしました。左手の
人差し指と中指しか使わないレから全ての指(といっても、右手の親指
は元々キーは押さえないのですが)を使うシへの運指はなかなか難しい
ものでした。前回の時も感じましたが、このExerciseは難しいところが
多くもう一度きっちり復習をしておこうと思いました。
その後、前回少し習った、Chapter8のRhythm and Chordをしました。
Chapter8では8Beat でC、Em、F、G7のコードとその旋律を
勉強したようですが、いまひとつコードという言葉と和音
という言葉の使い分けがわからない私はこの音楽理論を
もっと勉強しないといけないと思うのです。今回、特に
わからなかったことはG7(ソシレファ)というコードの
和音として、シファソが出て来たように思うのですが、そういう理解
の仕方で本当に正しいのかということとCの旋律の中でレとラが出て来たり
Emの旋律の中にラが出て来たりFの旋律の中にレが出て来たりG7の旋律の
中にミが出て来たりすることがどうにも理解できないのです。多分、説明を
受ければすぐに理解できると思うのですが、このコードで指定されたところ
に別の音が入るのが許されるのがなぜなのかというのはずっと以前からの
謎なのです(それ以上の謎は、ギターやピアノでコードを鳴らしながら
メロディーを口ずさむことができるということなのですが)。とにかくこの
謎が解けない限りは、「単音を鳴らすだけ」から卒業できそうにありません。
本日からAlbumはメンデルスゾーンの「歌の翼に」に入りました。
2度運指の練習をした後、実際に吹いてみましたが、美しい曲なので
みなさんレッスン前にかなり練習されたようで前半だけの演奏でしたが
ほぼミスのない演奏だったように思います。ゆったりしたテンポで
美しいメロディーの曲なので私は思わず先生に「このような曲ばかりが
練習曲であればよいのですが...」と言ってしまいました。
先生はこのレッスンの中で、キーをきちんと押さえれば正しい音が出る
のではなく相手の音を聞いてそれに合わして行かなければならないと
言われました。以前、私がN師に「楽譜の指示通りに吹いて、ピッという
音が出なければ問題ないと思っています。今吹いているのが、低いから
(アンブシャーなどを調整して)正しい音程にしなければならないとなると、
私の場合、演奏は不可能になると思います」と言ったとこの日誌に書いた
のを読まれたのだと思うのですが、それに対して教育的な指導を丁寧にされ
たのだと思います。独善に陥りがちな、出来の悪い生徒を正しい道へと導いて
下さるので、 本当に有難いことだと思いました(でも、タン
ギング、 スラーと同様に成果が上がらないので申し訳ない
のですが)。