本日はレッスン前にIさんと少し話をしました。以前にも話したように
私たちの中でクラリネット歴が一番長く基礎もしっかりと勉強されている
ので正確で運指もすばやくさらに最近は男性が吹くような大きな音も
出されます。そのようなことを話したところ、謙虚なIさんは、私は
男性が出される大きな音をうらやましいと思っていますと言われました。
まだレッスンが始まるまで時間があったので、先日、NHK-FMでしていた
ジャック・ランスロの特集(10月31日名演奏家ライブラリー)の話を
しました。横川晴児さんがゲストで来られ、興味深い話をされた。テープ
に録音したので聞きませんかと尋ねると、「テープを聴く装置が家に
あったかしら」といいながらも受け取って下さいました。このこと
はレッスンが終わった後に先生にも話し、先生には、「ランスロ
先生は多くの弟子(先生は孫弟子のようです)をお持ちで、26の
エチュードなどの練習曲を作曲していると聞いたので、26のエチュード
の楽譜とCD(演奏と解説が加藤明久さん)を早速購入しましたと言うと
先生は、「それはいいことだと思います」と言われました。
本日のレッスンは最初に指慣らしのWarming UpとF Major Scaleの音階
練習をしました。その後Exerciseに入りましたが、その前に高いシ・
フラットのF1と呼ばれる替え指を習いました。押さえるのは左手が
レジスターキー、親指、人差し指、右手が人差し指で特に難しくないの
ですが、息の吹き込み方をうまくしないときれいに音が出ません。そこで
右手や左手で7番キー(左手の場合は7bisキーですが)がどうしても
使いたくなるのですが、先生は今まで習って来た替え指同様にこのF1も
覚えて下さい。高いドの時にCのキーを使う程、必然性の高いものでは
ありませんが、選択肢を多く持っているということは必ず役に立つので
覚えて下さいと言われました。このExerciseでは、高いファ高いシ・
フラット高いファと続くところが3回あり、そこはさすがに他の押さえ方
よりも運指がしやすいのできちんと覚えておこうと思いました。また
高いド高いミと続くところも2回あり次回の仕上げまでにCのキーを
使う方で滑らかに吹けるようにしておこうと思いました。
そのあとJazz Articulationをしましたが、こちらは予習を全くしなかった
ので、簡単な旋律をゆっくり吹いたのでしたが、全くついて行けません
でした。
レッスンの中で先生は発表会の話をされ、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」
か「星に願いを」のどちらかともう1曲を予定していますが、来週に
発表しますと言われました。
N師と一緒に阪急烏丸駅に向かう途中で私はN師に、「フライ・ミー・トゥ・
ザ・ムーン」の方をしたいのですが、音を合わせる
のは難しいでしょうねといいましたが、ほんとの
ところは、発表会のためにたっぷりと「フライ・
ミー・トゥ・ザ・ムーン」を練習しておいて、この
HPの実演のところに載せたいと思っているのです。