本日は、レッスンが始まる前に私の新しい楽器クランポンのRCのお披露目を
     自分で勝手にさせていただきました。レッスン室に入り準備が整うとすぐに
     「木星を吹きます」と言って、発表会で演奏してからも毎日1回はトイレで
     指使いをして忘れないようにしている、唯一暗譜で吹ける曲を吹いたのでした。
     そういう生徒のデモンストレーション的なことも笑って許して下さる先生は
     とてもすばらしいと思いました。
     レッスンでは、新しい楽器になっても早く確実に音を鳴らさなければならない
     ところは相変わらず下手でした。音が高級感があるものになっても、きちんと
     吹けないようでは駄目だ。Warming Up とF Major Scaleの音階練習は
     次回は取り残されないようきちんと練習しておこうと改めて思っ
     たのでした。それでもRhythm and Chordのところで和音の練習
     をした時に、先生は何度も最初にドの音を吹かせて下さったので、
     自分が吹く音に酔いしれてすぐに気分は絶好調に戻ることができたのでした。
     本日は、2オクターブ高いレの音を習いました。自宅では運指表を見ながら
     吹いていたのですが、高いファの運指とよく似ていることを教えていただき
     覚える手がかりができたので有難いと思いました。次回は多分この2オクターブ
     高いレの音が入ったExerciseをするので、すごい音がするのですが、何度も
     練習しておこうと思いました。
     スワブを通して、管内の水分を取り除いていると先生は、発表会で演奏する曲が
     決まりましたので、楽譜を配りますと言われました。それは、「星に願いを」
     でも、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」でもなく、「メイム」という
     曲でした(私が知っているのは、1974年に上映されたルシル・ボールが
     主演のミュージカルですが)。そしてもうひとつはクラシックメドレーと
     いうことで、「ダッタン人の踊り」と「愛の喜び」(マルティーヌ作曲)を
     続けて演奏することになりました。この発表を聞いて、N師は少しとまどった
     表情をされました。先生はすかさずN師に「どうかされましたか」と訊かれました。
     N師は、「(いつもCDの演奏を聞いて曲を覚えているので)少し不安です」
     と言われました。私もすかさず同意したのですが、先生は発表会はまだ先の
     ことですし大丈夫ですと言われました。「メイム」の一部をみんなで練習して
     レッスンは終わりました。
     阪急烏丸駅の改札口までいつもはN師と行くのですが、今日はKさんと3人で
     行きました。N師は、何としても先生の手本がほしいと言われ私もそのことに
     同意しましたが、改札口の20メートル程手前で「ここで失礼します」と
     言われ、烏丸駅の改札口までの残りの道のりはKさんと私で行くことになり
     ました。「ダッタン人の踊り」(ストレンジャー・イン・パラダイス)の
     主旋律を担当させてもらえなかった私は、Iさんと共に主旋律を担当すること
     になったKさんに、  変わりましょといいましたが、楽譜を見て難しそうだった
     のを思い出       して、今のは冗談ですと言って笑ってごまかしました。