本日は、Warming Upからつまづいてしまいました。ミファファ・シャープ
ファミファファ・シャープファミ(すべて1オクターブ低い)など半音階を
素早く吹く練習でしたが、いつもより早いテンポなのでうまくいきません
でした。本日のレッスンでは全体的にテンポが早く、指がついていけない
ため、私は赤い顔をして冷や汗をかきながら、たどたどしい指使いという
ことに終始しました。本日は、Exerciseを2つしたのですが、いずれも
速いテンポでどちらも30〜40パーセントくらいしか
吹けませんでした。
なぜ、それほど不出来なのになぜもっとまじめに取り組まないのかと
お思いの方もおられるかもしれませんが、実はこれには訳があるので
す。先週も書いたのですが、3月13日に東京の名曲喫茶ヴィオロン
でレコードコンサートを開催する予定で、その中でいくつかの曲を
クラリネットで吹かさせていただくことになっているので、そちらに
限られた練習時間(日曜日の朝の3時間足らず)を使ってしまうからです。
次回も東京に遊びに行くので十分練習できないため、間違いなくご迷惑を
おかけすることになりますが、4月からはより一層の練習に励みますので、
先生、他の生徒の皆さん、3月は目こぼしのほどよろしくお願いします。
とにかく今日のレッスンはシビアでした。それは普通に吹ける人に
とっては何ともないのですが、練習を怠っている人(つまり私のこと
ですが)はひとりで吹かないといけない、一緒に吹いている人(2つの
グループに別れて吹くことがあったのです)に迷惑を掛けてはいけない、
変な音を出すわけにはいかないなど、気を使ってばかりでした。
今日から練習が始まった、Albumの「5つの銅貨」も少し早めのテンポで
満足に吹けずこちらも40パーセントくらいの出来でした。
レッスンの中で先生は、2のテキストのChapter11とChapter12は内容的に
難しくなるので、ExerciseをModeratoのテンポで吹けるようになっていて
ほしいと言われました。今後、いろんなクラリネットの演奏技巧を身に
つけて行く(延々と続く音階を途切れることなく吹けるようになれる
のが夢なのです)ためにも、きっちりと練習して2度目に習う時には
最低限 80パーセントくらいは吹けるように
したい ものだと思いました。
帰りは、N師と一緒でしたが、さっぱり吹けずに気落ちしている私に
励ましの言葉を掛けて下さりました。そうしてN師と別れる頃には
気落ちしていたのも吹き飛んで、明日からまた練習頑張ろうという気に
なりました。それでN師と別れる時に、「これからもご指導の程、
よろしくお願いします」と言いました。するとN師は、「こちらこそ
よろしく」と笑顔で言われました。