今まで一度も休まれることなく私たちを教えて下さった谷上先生に用事ができ、
本日から1ヶ月間(3回)は、藤倉先生が教えて下さることになりました。
おふたりの共通点は、若い、笑顔が美しい、細身、クラリネットがうまい
(これは当たり前)ですが、違う点がひとつありました。谷上先生は正面奥
にある電子ピアノの向こう側に腰かけて指導されることが多く、そのピアノに
合わせて演奏することもしばしばあります。一方、藤倉先生は扇の要(少し
苦しい表現ですが)のところに腰掛けられたり立たれたりして、実際にクラリ
ネットを吹かれて指導されます。谷上先生も最初の頃は余りピアノのところに
座られることなく私たちの近くで指導されていたので少し懐かしい気がしました。
もちろん、先生のピアノ伴奏に合わせて演奏するのも楽しいので、どちらも
楽しいレッスンであることに違いはありません。
本日のレッスンの最初はいつものように一つの音を出しながら、レジスター
キーを押して12度高い音を出す練習をしましたが、私が4拍クレッシェンド
8拍デクレッシェンドするのが全然できていないのが目につかれたのでしょう、
その解決方法を提示して下さりました。それはレジスターキーを使わないで
同一の音でやるということなのですが、私はなかなかこれができないので
うまくなれるのなら家で何度もやってみようと思いました。
他のWarming Up と G Major Scale の音階練習をした後、先生は生徒ひとり
ひとりに2オクターブ高いレ・シャープミをスラーで吹くようにと言われ
ました。私は少し緊張して吹いたのですが、特に問題がなかったようで1回
で済みました。新たにするExercise では2オクターブ高いレ・シャープと
ミが出て来るところを重点的に吹いただけで本日は終わりましたが、高音
ばかりが延々と続く曲なのできっと苦労すると思います。
クリーニングスワブを通して管内の水分を拭き取ってから、Albumに移り
ました。今日から「アイ・ガット・リズム」をすることになっていました
が、まさか最初から3部に分かれてすることになるとは予想できませんでした。
それで先生が、どこを吹きたいですかと言われ、主旋律を吹きたいと言う人が
他におられなかったため、「主旋律を吹かせて下さい」と主旋律しか練習
して来なかった私はお願いしたのでした。そういうことで、私とBさんが
ファースト、IさんとK2さんがセカンド、KさんとN師がサードを吹く
ことになりました。本日は前半のところだけ(実は後半は全然練習していな
かったので助かりました)練習したのですが、8〜10小節ずつを最初は
ゆっくりそのあと普通のテンポで吹くように指示されました。少し練習した
だけでしたが、いつものようなみっともないところを見せずに済んでほっと
しました。でも少しテンポが速くなるとついていけなくなるので、3回目の
レッスンまでには、私が下手だということに藤倉先生も気が付かれると思います。
レッスン後、私は先生にHPのことを話し、是非先生のレッスン内容も掲載
したいと願い出て、ご了解をいただきました。