本日も、最初は、Warming Upでロングトーンや指慣らしをしましたが、いつ
もの、ある音出しながらクレッシェンドして行き、4拍吹いたところでレジス
ターキーを押して12度高い音を出しデクレッシェンド(ディミヌエンド)で
8拍吹くという練習をせずに、同じ音で6拍クレッシェンドして行き、6拍
ディミヌエンドしていくというのをワルツのリズムでしました。多分、先生は
私がこの練習でデクレッシェンドが2拍くらいしかできないという嘆きを聞き
効率的な習得方法を考えられたのだと思います。先の練習を何十回も練習して
わかったのですが、いくらお腹に力を入れても息を少しずつ抜きながら音を
小さくしていくというのは技術的に難しいのです。最初は大きな音なので口の
中の息をかなり使ってしまい、それに続けて音を小さくしながら6拍から8拍
鳴らさなければならないというのは大変なことなのです。でも先生の指導で
いろんな練習をしてこのロングトーンを習得したいと思いました。
Exerciseは先週も練習した、16分音符の4連符が6カ所出てくる曲でしたが、
部分的に4連符を練習する際に、ドレミファソファミレドレミファソファミレド
というふうな音階を16分音符で吹くように言われ、家でそのような練習を
してこなかった私は目を白黒させながら、なんとかついて行こうとしたのですが
どうしてもついて行けず(特に、高いド・シャープから高いレへと指を動かす
のが難しいのです)、先生が16分音符でもうまく吹ける人と言われた時に
手を挙げることができず、K2さんと共に8分音符で吹くことになりました。
曲全体を生徒全員で吹いた後、2段ずつを2人ずつで吹き、最後の2段は
生徒全員で吹きました(私と一緒に吹いたのは、Bさんでした)。16分音符の
4連符は完全ではありませんでしたが、なんとか吹くことができました。
ここで先生はクリーニングスワブを通して管内の水分を拭き取って下さいと
言われましたが、教室の中の時計を見ると午後7時40分になっていました。
先生は、「前回、予告したので、今日はAlbumをせずにテキストのJazz
Articulationをしましょうと言われました。この練習はテンポが比較的早く、
ジャズ特有のリズムや奏法が出て来るので、メロディーは簡単なのですが、
いつも苦労します。今回は1つの独立した音のあとにスラーで2つ繋がった
音が2〜4回続くというものでしたが、いつのもようにメロディーを吹くのが
やっとという私は、ほんの少しだけ意識しながら、スラーの指定のところを
指定通りに吹こうとしました。このメロディーも4連符が3回出て来て少し
戸惑いましたが何とか吹くことができ、本日のレッスンは終わりました。
レッスンの中で、先生はシ・フラットの音の出し方について詳しい説明を
されたので最後に書きます。普通、シ・フラットの音は10番と12番のキー
を押さえるのが一般的ですが、それ以外にも10番と10bisのキーを押さえる
運指があります。後者の方が音の抜けがよくなりますが、運指がややこしく
なります。音の抜けをよくするために他にもいくつか運指があり、音程には
要注意ですが、先生は、10番と12番のキーを押さえた上で、両手それぞれ
の中指と薬指を押さえて抜けを良くしていますと説明されました。