本日もロングトーンでレッスンが始まりました。本日の趣向は低いミ(一番
   低い音)から半音階で上がって2オクターブ高いドまで行くのですが、例えば
   低いミを4拍ブレスをしないでそのまま低いファの音へ上がり4拍吹く、ブレス
   をして低いファ・シャープを4拍ブレスをしないでそのまま低いソの音へ上がり
   4拍吹く、ブレスをして低いソ・シャープを4拍...といった具合にして2オク
   ターブ高いドの音まで上がったのでした。
   指慣らしのWarming Upをした後、E minor Scaleの音階練習をしましたが、
   あまりテンポを上げられなかったので、一応ついて行くことができました。
   その後、先週もした、Exerciseをしました。この曲は、ホ短調の哀愁を帯びた
   美しい曲(特に真ん中3段目に、高いソ高いファ・シャープ高いソ ソファ・
   シャープソ 高いラ高いソ高いラ ラソラというところは素朴ですが、心に
   しみます)ですが、テキストのExerciseのメロディを作る人は、きっと他にも
   たくさんの心にしみる曲を作っているのだろうなぁと思いました。そういう
   ことで、自宅でも普段以上に練習してレッスンに臨んだのでしたが...。
   2回全員で演奏した後、2人一組になって1曲(5段)を吹きました。
   と言っても先程言った、3段目の上記の旋律だけ2人で一緒に吹いてその
   前の2段、その後の2段はそれぞれ一人で吹いたのでした。私は最初に
   1段目から3段目を吹くことになりましたが、出だしを間違え1段目は全然
   吹けませんでした。1段目の中頃まで最初からやり直させてもらえるかなと
   思って吹いていたのですが、先生がメロディーを口ずさみながら誘導して
   下さったので、なんとか2段目と3段目を吹くことができ、ほっとした
   のでした。メロディー自体はやさしいのでみなさん楽しんで吹かれている
   ようでした。そうしてもう一度みんなで演奏してこのExerciseの曲を
   終えました。
   クリーニングスワブで管内の水分を拭い取った後、albumに入りましたが、
   今回も「アイ・ガット・リズム」で、仕上げまで行きませんでした。6月
   から始まり、1回Albumをしなかったことがあるので、今日で8回目です。
   たいてい2〜3回で1つの曲を終えるので、譜面が6ページに及ぶとは言え、
   時間をかけて指導されていると思われます。この曲は3部合奏でぴたりと決ま
   ればほんとに素晴らしいと思います。ハーモニーが美しいというだけでなく、
   スタッカートやアクセントの指定のあるところでメリハリのある演奏ができると、
   ジャズの華やかな演奏を自分で演奏しながら堪能できるような気がします。
   本日はアクセント記号があるところを入念に指導されました。
   帰りはN師と一緒(と言っても、音楽教室があるビルの出口を出たところで
   別れたのですが)でしたが、私が、これだけ入念にされるのだから、発表会の
   曲はこの曲になるのではないでしょうか。でも、この曲はハーモニーが
   うまく決まると素晴らしいでしょうねと言うと、N師は頷かれました。