メンデルスゾーン●交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」
現在のところ、愛聴盤はミュンシュがボストン交響楽団を指揮したものである。他に、カンテルリ盤も所持してい
るが、これをどうしてもうまく再生できないでいる。傷も無いのに、何回となく勝手に針が飛ぶのである。飛ぶと
ころは共通していて、弦楽器が大音量で鳴るところである。他にも同様のところで針が飛ぶレコードがあるが、こ
のレコードほど、頻繁に飛ぶことはない。何人かの人に相談したが、レコードに問題があると言う人はいない。解
決策は二つあって、一つは針を変えること、もう一つはアームを変えること。一枚のレコードを通して聴くために
大きな出費ができないでいるのが現状である。針の方は、デンオンDL‐103やシュアーAK‐12Kを使って
みたが、このレコードだけは再生不能である。アームは、数十万円かかると思われるので、二の足を踏んでいる。
オーディオマニアに人気のテラークのチャイコフスキー序曲「1812年」他をクンツェル指揮シンシナティ交響
楽団が演奏したレコードは、私も持っているが、こちらはすぐに諦めがつく。溝がジグザグでこれは一筋縄ではい
かないと、一目見てわかるからである 。