ボアエルデュー●ハープ協奏曲ハ長調
 
みちのくに盤友あり、という見出しの広告をレコード芸術誌に出している、仙台レコード・ライブラリーに一度行

ったことがある。その際、ケンプのモーツァルト ピアノ協奏曲第23番・第24番、ハイフェッツのブルッフ 

スコットランド幻想曲他(新盤)、カザルスのエルガー チェロ協奏曲、シュタルケルのブラームス チェロ・ソ

ナタ第1番・第2番の4枚のレコードを購入した。その後、通信販売で30枚程購入したが、試聴できないことが

ネックになって、一時ほど購入しなくなった。しかし、今でもよく聴くレコードの多くを、この店で購入した。こ

のボアエルデューとヘンデルのハープ協奏曲が一枚になったレコードも、仙台レコード・ライブラリーの通信販売

で購入した。ボアエルデューは、ベートーヴェンとほぼ同じ時代を生きたフランス人で、ロマン派に属する。喜歌

劇の作曲家として有名で、序曲集のレコードがいくつかある。このハープ協奏曲のはじめのところを聴くと、モー

ツァルトの作品のようだ。やがて繊細なハープのソロが始まり、オーケストラと協調し合って、至福の時を提供し

てくれる。この愛聴盤の演奏は、ミルドニアンがハープのソロ、フロマン指揮ルクセンブルク放送管弦楽団が伴奏

をしている。

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