モーツァルト●クラリネット協奏曲イ長調K622
ド=ペイエがマーク指揮ロンドン交響楽団と共演したデッカ盤(外国盤)をよく聴いている。クラリネットの変化
に富んだ音がたんのうでき、録音の良いレコードのすばらしい音にどっぷりとつかることができる。もちろん、モ
ノラルである。ステレオなら、数万円するときいたことがあるが、私のレコードは、京都の中古レコード店で7千
円で購入した。他に、メンデルスゾーンの「スコットランド」もマーク盤を持っているが、こちらもステレオ盤だ
と6万円の値が付いていたのを見たことがあるが、モノラルなので、6千円で購入した。その中古レコード店では、
店主が定期的にイギリスとドイツに買出しに行かれるので、何度か店頭のレコードを見ていると、長年探していた
レコードが手に入るということが多い。少し値のはるレコードの中に、安くて良いレコードを見つけることも可
能である。中古レコード店で、のどから手が出そうなプレミアム盤が、高い値で並んでいるのを見ると、いつか自
分で外国に出かけていって、現地の中古レコード店で、安価でレコードを購入したく思う。でも、実際行ってみる
と、傷だらけのレコードを普段より高い値段で買わされるのが、オチかもしれない。