第23回 リヒターのマタイ受難曲

            曲    目

J.S.バッハ マタイ受難曲 BWV244
   カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団 同合唱団 ミュンヘン少年合唱団
     エルンスト・ヘフリガー(エヴァンゲリスト、アリア:テノール)
     キート・エンゲン(イエス:バス)
     アントニ−・ファ−ベルク(第1の女、ピラトの妻:ソプラノ)
     マックス・プレープストル(ユダ、ペテロ、ピラト、司祭の長:バス)
     イルムガルト・ゼーフリート(アリア:ソプラノ)
     ヘルタ・テッパー(第2の女、アリア:アルト)
     ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(アリア:バス)
    独 ARCHIV  2712001(1958年録音)

 

マタイ受難曲について
 マタイ受難曲はバッハの最高傑作とも、宗教音楽の最高傑作とも呼ばれています。マタイ
 受難曲は1727年に初演されましたが、第1部(35曲)と第2部(43曲)からなり、
 第1部は、「ベタニアの香油」(1〜10)、「晩餐」(11〜23)、「ゲッセマネの祈り」
 (24〜35)、第2部は、「偽証」(36〜41)、「大祭司とピラトの尋問」(42〜
 53)「イエスの引き渡しと鞭打ち」(54〜63)、「十字架」(64〜73)、「埋葬」
(74 〜78)で構成されています(新全集版では68曲となっていますが、このレコードの
  数え方に合わせます)。
 今回のLPレコードコンサートは、このマタイ受難曲の名演と言われるカール・リヒター指揮
(1958年録音)の演奏を全曲(約198分)お聴きいただきます。