第25回 永遠の名盤 スウィトナーの魔笛

            曲    目

モーツァルト  歌劇「魔笛」 全曲
  オトマール・スウィトナー指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 ライプツィヒ放送合唱団
      テオ・アダム(バリトン) ザラストロ
      ペーター・シュライアー(テノール) タミーノ
      ジークフリート・フォーゲル(バス) 弁者
      シルヴィア・ゲスティ(ソプラノ) 夜の女王
      ヘレン・ドナート(ソプラノ) パミーナ
      ギュンター・ライプ(バリトン) パパゲーノ
      レナーテ・ホフ(ソプラノ) パパゲーナ
      ハラルト・ノイキルヒ(テノール) モノスタトス    他
       独 ETERNA 8 26 173〜175(1970年録音)
あらすじ
王子タミーノは大蛇に追われて危うく命を落しそうになるが、夜の女王の三人の侍女によって救われる。三人の侍女に請われて、タミーノは夜の女王の娘のパミーナを鳥刺しのパパゲーノと共に捜すことになる。三人の侍女から、タミーノには魔笛がパパゲーノには魔法の鈴が与えられる。パミーナは、ザラストロの部下のモノスタトスによって捕われていた。パパゲーノはパミーナを救い出し、モノスタトスから逃れる。タミーノはザラストロの神殿に三人の少年と共にやってくる。神殿でタミーノは弁者との問答を行い、ザラストロが高僧で夜の女王が邪悪な心の持ち主であるとの説明を受ける。その後タミーノとパミーナはザラストロの前で出会うが、ザラストロは、その場にいた手下のモノスタトスの悪事を見抜く。また、タミーノとパミーナには、試練を受ければ一緒にさせると言う。タミーノとパパゲーノは僧侶たちに導かれて旅を続けることになるが、辛い修行にパパゲーノが弱音を吐くと、僧侶たちは試練に耐えれば若く美しいパパゲーナがパパゲーノのものになると言われ、パパゲーノは励まされる。パミーナはタミーノの修行中に夜の女王と再会するが、ザラストロを擁護する発言をすると夜の女王はパミーナを勘当し、奈落の底へと身を沈める。修行を続けたパパゲーノは、僧侶たちの計らいでパパゲーナに出会う。パパゲーノがパパゲーナにいつまでも忠実であることを誓うと、老婆に扮していたパパゲーナが若い女性に変わる。修行はタミーノとパミーナにとって辛いものであったが、鎧を着た男の案内でふたりは再会し抱き合う。パパゲーノもパパゲーナを見失いかけるが、3人の少年の励ましによってパパゲーナと結ばれる。
   2008年6月8日(日) 午後1時00分より
   名曲喫茶 ヴィオロン にて   入場料無料 飲み物代350円
     杉並区阿佐ヶ谷北2−9−5  TEL 03−3336−6414