プチ小説「いちびりのおっさんのぷち話 酷暑日、超熱帯夜ってホンマなの編

わしが幼少の頃は夏休みには蝉取り(わしが蝉を捕っとった頃はニイニイゼミとアブラゼミだけやった)とヤンマ釣り(ギンヤンマのメスを捕まえてタコ糸で括りその反対をセイタカアワダチソウの茎に括り付け頭上で旋回させ、メスに求愛に来たオスを網で捕らえる)をして遊んだんやが、蝉取りは歩いて1分もからない公園に20本ほどのポプラ並木があってほとんどそこで捕獲した。ヤンマ釣りは遠征したがせいぜい家から歩いて1時間までやった。そうは言うてもお目当てはなかなか現れず、探して回るのに時間が掛かり2時間くらいは炎天下で獲物を探してウロウロしたもんやった。真夏でかなり暑い日もあったけど34度を超えた日はなかったと思う。当時は33度が物凄い暑い日やった。そやから昨日、群馬県伊勢崎市で最高気温が41.8度もあったと聞いてわしらが子供の頃に暑いと言うてた気温より10度も高くなって今の子供は大丈夫なんやろか、でも外出たらアカン、ずっと家におりと言うのも気の毒やなぁと思うた。とにかく今年の気温の上昇は異常や。しばらく前に埼玉県熊谷市と静岡県浜松市で最高気温41.1度を記録したんやが、先週兵庫県丹波市で41.2度まで上がって更新したことが話題になったんやった。そやけどそれだけで済まず今年は昨日(8月5日)41.8度まで上がりよった。わしは一昨日京都にいて39度台まで上がって血液が凝固するような気がして興奮したんやったが、この先京都や大阪でも40度台まで最高気温が上がることがあるんやろか。船場は6月28日の未明に風邪を引きよって未だに咳が止まらんちゅーとった。あいつそれをクーラーのせいにしとるようやが、そう思うんやったらクーラーを止めたらええがなと言ってやろうと思うんや。そんなことくらいわからんのかな。おーい、船場ーっ、おるかー。はいはい、にいさん、風邪が治らんで困っているんやったら、一晩くらい未明にクーラーを切ればいいと言わはるんですね。そうやー、明け方の3時間くらい我慢したら、咳は止まるんとちゃうん。そうかもしれませんが、最近は最低気温も28度以上の日が続いていて最低気温が30度を超えると超熱帯夜と言うらしいです。最高気温が40度以上が酷暑日と言って接頭辞を使わないのに最低気温30度以上は「超」という接頭辞を使っています。超熱帯夜の方は正式名称になっていないようなので、例えば、えらい暑い夜とかアラビアの夜という別の呼び名が公的機関から発表されるかもしれません。アラビアの夜と決まったらアラビアとの距離が縮まるかもしらん。ところで船場は7月に大神神社に行ってからどこにも出掛けとらんが、8月はめっちゃ暑いから出掛けるのはやめとくんか。そうですね今のところ、8月8日の茨木弁天の花火大会と8月16日の京都五山の送り火に行くことを考えていますが、昼間にどこかに観光で行く予定はありません。大学図書館もか。大学図書館は8月8日から21日までは休館とか午前10時からの開館になって利用ができなくなったり利用しにくくなったりします。8月の図書館利用は8月22日以降に3日か4日利用するくらいです。クラリネットのレッスンはどうするのん。猛暑日が続くのを予測していたわけではありませんが、8月のレッスンは受けないことにしました。9月から今まで同様月3日レッスンを受けます。9月7日のLPレコードコンサートが終わると「秋」が始まると考えますが、今年は残暑が10月まで続くような気がします。11月が12月に一泊で旅行に行きたいと思いますが、旅費の捻出が難しいようなら近場の日帰りで我慢しようと思っています。こんな風に考えると年明けの年始→えべっさん→恵方巻の宣伝みたいに日が経つのが速いと感じさせます。楽しみに待つのはいいことですが、あっという間に2026年になってしまうと困るので先の予定のことはこれ以上考えないことにします。そうやな、旅行の日が来るのを待つだけでは虚しい。何かええことが叶えられる日を待つというのは意義深いことや。そやからお前はそれ(懸賞小説の応募)をやらんといかん。