同じ日に地獄めぐりと皿倉山からの夜景撮影をしたんです(紀行文)

貧乏性の私はディケンズ・フェロウシップの春季総会が福岡市の西南学院大学で開催されると聞いた時、学会出席のためだけに往復電車賃約3万円とホテル代(土曜なので一泊約2万円しました)をつかうのはもったいないと思い、もう1泊して福岡市近辺の観光をしようと考えました。私は夜景撮影が好きで、今まで神戸摩耶山の掬星台からと長崎の稲佐山から見た夜景を撮影しましたが、福岡市近辺で夜景スポットがないかと検索してみると皿倉山がヒットしました。今年西南学院大学で総会があることは2年前に福岡大学で開催された時に知っていたので、西南学院大学で総会が開催される時は2泊して夜景を撮影しよう、下見もしておこうと一昨年の6月に一度皿倉山に行きました。その時は初めてのことなので無駄が多く、夕方の電車で帰阪したので夜景は撮れませんでしたが、今回の行き帰り(アクセス)で大変役に立ちました。
6月21日に夜景を撮影するだけではもったいないと、お昼は別府温泉の地獄めぐりをしました。そうして午後5時過ぎに八幡駅に着き、送迎バスでケーブルカーの駅まで行こうとしましたが、定員28人乗りのバスに私と台湾人の若い人が乗られず次のバスを利用するようにと言われました。私は前回訪れた時にケーブルカーの駅まで歩いていました。そのため急坂を登るので体力を消耗するが距離が短いのでタクシー料金はそれほどかからないということが分っていました。それで次のバスが来るまで40分待つよりタクシーを利用した方がよい、どうせなら乗り損ねた若い台湾人の人と一緒に行こうと思ったのでした。私は持っていませんが、台湾人の方は翻訳機を持っていて交渉が成立し二人でタクシーに相乗りしてケーブルカーの駅まで行くことになりました。870円かかりましたが、送迎バスより先に行けました。すぐにケーブルカー、スロープカーで山頂まで行った方がよいと考えて、途中で休憩することなく台湾人の若い人と一緒にケーブルカー、スロープカーに乗りました。
  
頂上に着いたのは午後6時30分頃だったと思いますが、夏至直後なのでまだ辺りは明るく下界を見ても人工の明かりは見られませんでした。台湾人の若い人と一度は別れましたが、一番高いところにある展望台をうろうろしていると彼が近付いてきて、夜景を背景にした記念写真をスマホで撮ってほしいと言ったので、撮ってあげました。でも彼とずっと一緒に行動していたのでは自分のやりたいことができないと思い他の階の展望台から夜景を撮りました。
   
万全の準備をしたつもりでしたが、2つ過ちを犯しました。ひとつは簡易三脚を利用して撮影するつもりでしたが、いざ三脚を利用しようとすると、カメラと三脚を繋ぐネジがありません。仕方がないので、アルミ製の柵に自分の身体を固定して撮影することにしました。もちろん手ブレするので、長時間露出はできません。もうひとつは思っていた以上に気温が低かったことです。10分以上外にいると身体が冷えて風邪を引きそうになりました。6月27日にクラリネットの発表会があるので、無理をして風邪を引いてしまったら、今までの苦労が水の泡になってしまいます。それで予定の8時30分より早めに降りようと思っていたところ、最終のスロープカーが9時40分であることを知り、後からやって来たスロープカーからたくさんの人が出て来るのを見ました。私は、仮に最後のスロープカーに乗れなかった場合に追加で運転してくれるのかと尋ねても良かったのですが、寒かったのですぐに降りることにしました。8時丁度のスロープカーに乗り、すぐにケーブルカーにも乗れたのですが、行きと同様に送迎バスには乗られませんでした。私は前回来た時にケーブルカーの駅から八幡駅前まで歩いていたので、すぐに歩いて駅まで行くことにしました。8時40分頃に駅に着くことができ、52分の快速に乗れたので、ホテルに10時40分頃に着くことができました。
   
簡易三脚を利用できなかったので、アルミ製の柵にへばりついたり、ASA感度を2500にしたりして撮影しましたが、まだ空が明るかったからか地上の人工灯の数は物足りないものでした。ASA感度を上げると粒子が荒くなるのでそれも気になりましたが、いくつかよい夜景の写真が撮影できたので地獄めぐりの御利益があったと思いました。
 
21日の三食はサンドイッチとおにぎりだったので、最終日のお昼はすき焼き定食ととんこつラーメンをそれぞれ別の店で食べて帰りました。