本日は、台風でレッスンがなくなった19日の代替日としてレッスンが
     行われました。昔なら6月、7月の台風は梅雨前線のところにくると
     精力が弱まり、大きな被害にはならなかったのですが、最近はちょっと
     したことで大雨になるので、大事を取ることが多いようです。
     音楽教室があるビルに入ると、N師がお得意先と電話でやりとりをされて
     いる様子でした。それを横目で見ながら私はエレベータで先に9階まで
     上がり教室に着いたのですが、しばらくするとN師も上がって来られました。
     N師は昨年音楽教室から遠くにある支社(本社)に異動されたので、
     途中から教室に入られることが多かったのですが、今日は滋賀県にある
     工場に行ってその帰りに寄られたので。開始20分前に到着したのでした。
     N師は、近く台湾に出張するので、7月は1回しかレッスンに出られないだろう。
     実際、レッスンが受けられないことが多いので、休日に家の近くで習うことや
     どこかのブラスバンドの団員になってのんびりやろうとも考えていると
     言われました。私は、Nさんがおられたからこそ、楽しくやって来れたので
     Nさんがおられなくなったら、きっと長続きはしないでしょう。ずっと一緒に
     (できれば永久に)やりましょうと言うと、N師はにこにこと笑っておられました。
     私がN師に、6月16日にあったディケンズ・フェロウシップの総会の
     ことや「こんにちは、ディケンズ先生」船場弘章著(近代文藝社刊)の
     ことについて話をすると、船場弘章さんの将来に期待しているんですよと
     言われて、小説の興味を持たれたところについて楽しそうに話をされる
     のでした。私は、まだまだ売れ行きはいまひとつですが、出版社の方が今まで
     以上に頑張ってくださるようですので、本格的な夏に入ると売り上げがぐんと
     伸びるかもしれません。第2巻以降もたのしいシーンがたくさんありますので、
     私としても、是非次も出版したいと思っているのですと熱く語ったのでした。
     レッスンの最初は、ロングトーンの練習、指慣らしをして、G Minor Scaleの
     音階練習をしました。その後、G Minorの曲のExerciseへと移りました。ゆったり
     としたテンポの曲でしたが、1ヶ所16分音符の6連符がありその前後は
     プレッシャーがかかりほとんど吹けませんでした。
     クリーニングスワブを通して管内の水分を拭き取った後に、タイム・トゥ・
     セイ・グッバイの仕上げをしました。今日は6人全員が揃ったので、先生は、
     一人で少しずつ吹いてくださいと言われました。最初の一番難しいところは
     もちろんIさんが吹かれ、他の5人はそれほど難しくないところを2段10小節
     ずつ吹き、途中の3段11小節と転調してからの4段は全員で演奏したのでした。
     やはりBGMがあると盛り上がり、気持ちよく吹けましたが、それは本番前に
     先生がピアノ伴奏でうまく指導されたからだと思います。
     スワブを通している時にブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番の楽譜を
     先生に見ていただきましたが、先生は、クラリネットでの演奏は難しいと
     言われました。大好きな曲なのでたとえ一つの楽章だけでも、先生が
     コンサートで取り上げてもらえればよかったのですが...。