本日は、1月18日にある発表会の前の最後のレッスン
    でした。それで生徒の皆さんが午後7時に揃われると
    思っていたのですが、お仕事とか家事でN師とBさんは
    10分ほど遅れて来られました。時間が少しあったので、
    私は前回のレッスンの際にお話ししていた。最近、
    お気に入りのCDを先生にお貸ししたのでした。
    リューベックの教会でオルガンを演奏している、エルンスト
    エーリッヒ・シュテンダーが、一人でベートーヴェンの
    第九を演奏しているのです。多少、無理をしているな
    というところもありますが、オルガンの音が美しく
    楽しめます。なお、最近、私は第九について小文を書いた
    ので、興味がおありでしたら、こちらもご覧ください。
    先生は、N師とBさんが来られるまでの間に、演奏会の
    受付、チューニング、演奏開始時間について説明され
    ました。順番に、午後2時50分、午後3時05分、
    午後3時24分で午後1時から始まる発表会の15番目
    ということでした。
    先生が発表会のことを説明され、ロングトーンとタンギング
     の練習をしていると、N師とBさんは来られました。
    最初はユモレスクでした。以前から、憂慮していたように
    やはり最初の出だしがうまく入れず、最初の4小節ほどは
    その影響でうまく行きませんでしたが、そのあとは何とか
    最後まで吹けました。それで私は思い切って自ら提案し
     ました。最初のところがうまく合わないのは、Iさんが
    装飾音の低いシではじめ、私がソで始めるからと思うので
    私も低いシで始めさせてくださいと言いました。先生は、
    Fさんは最初の頃より吹けるようになっているので、どちら
     でもいいですよと言われました。2度目は出だしを



    そのようにしたのですが、これがうまく行き、先生から
    発表会でもこの調子で演奏してくださいと言われました。
    ボギー大佐も同様に先生から合格点をいただきましたが、
    私はけっこうゴマカシて吹いていたので、発表当日まで
    もっと練習しておこうと思いました。今後は、16日に
    生徒だけで練習、17日は一人でSTUDIO YOUで練習、
    発表当日は、STUDIO YOUでN師と練習するので、何とかなる
    のではと思います。
    帰りはN師と一緒でしたが、N師は、ディケンズの『二都物語』を
    興味を持って読んでいますが、フランスとイギリスを
    行ったり来たりするのでわかりにくいところがありますね
    と言われました。私は、法廷の場面もイギリスとフランス
     それぞれあり興味深いです。ロンドンとパリの二都での
    物語を 丁寧に描いています。文豪ならではだと思いますと
    解説しました。