2025年10月21日
本日は最初に楽典のことで先生に質問しました。私は、今でも五度圏、音階(スケール)、コードについてあまり理解できていないのですが、五度圏については端緒のようなものが掴めました。テキストにある五度圏の表を見て今まで勘違いしていることに気づきました。今までは楽譜にあるようにト音記号またはヘ音記号の右横に書かれている変音記号の位置が主音だと思っていたのです。だから♭の場合はフラットが1つならシ、2つならミ、3つならラ、以下レ、ソで♯の場合は1つならファ、以下ド、ソ、レ、ラが主音になると思っていたのです。ネットの質問コーナーでも見たのですが、今まではヘ長調(F Major)の主音はシだと思っていました。でも今回、五度圏の表をじっくり見てそれは思い違いであることにやっと気づきました。五度圏は♭はCから4つ(5度)下がってF、さらに4つ下がってB♭となり、♯はCから4つ上がってG、さらに4つ上がってDという約束事をわかりやすくした表で、ヘ長調の場合はへ(F)の音が主音ですから、シではなくファになります。Cならド、Gならソ、B♭ならシ・フラットとなるわけです。ヘ長調の主音はシではなくてファなのですねと言いました。このことは前回、F
Majorの音階を吹いていて思いついたのですが、クラリネットを習い始めて16年半の快(怪?)挙でした(五度圏というものを理解していないとフラットひとつのヘ長調の主音はシしか思い浮かびません。私はずっとそう思っていました)。私はその後、先生になぜ変ロ長調には変がつくのか、短調の主音は3度下げるのかも訊きましたが、長音階、短音階と自然的短音階、和声的短音階の説明が必要になり、短い時間での説明は難しいようなので、また勉強して先生に尋ねますと言いました。それからそれにインスピレーションを得たプチ小説「長い長い夜28」も是非お読みくださいと言いました。
本日は、オールド・フォークスの仕上げでしたが、先生は、前回で出来てましたよと言われました。それでも私が、もう一度、オールド・フォークスを吹きたいと言うと吹かせてくださいました。気持ちよく吹けたのですが、レッスン前の練習で録音したオールド・フォークスを聞くと全部タタタターのところがすべてタタタタターになっていたのでアップするのはやり直してからにします。そのあとスカイラークの前半部分のレッスンを受けましたが、後半は次回と言うことでレッスンを終えました。